福井県社会福祉協議会会長と安心してお出かけができる環境整備について協議しました。

先日、5月11日水曜日に社会福祉法人 福井県社会福祉協議会小藤幸男会長と、超高齢化社会の中で安心してお出かけができるように、各所に置かれている車椅子の現状の課題と、車椅子の点検やメンテナンスの必要性について共有しました。

バリアフリー法(国土交通省)により、建築物関連のバリアフリー化が進む一方で、お出かけ先の貸出用車椅子の設置については義務化されていません。さらに、貸出用車椅子が設置してあっても、車椅子の点検やメンテナンスが十分に行き届いていないのが現状です。テクノエイド協会や各種車椅子メーカーによると、車椅子を安全に使用するためには、月に1回の車椅子の点検やメンテナンスが推奨されています。

車椅子利用者は、身体障がい児者をはじめ、老化により身体機能や能力が低下して要介護状態にある高齢者や要介護状態ではなくとも身体機能の低下により健康な状態ではないフレイル高齢者も含まれます。つまり、現在よりも車椅子利用者が増加することが予測されています。そのため、アビリティサポートは、そういった方々のお出かけの際の足でもある車椅子の点検やメンテナンスにより、安心してお出かけができる支援をしてまいりたいと思います。