先日、坂井市「第3次坂井市福祉保健総合計画」について、坂井市議会山田議員と面談し、就労や趣味等を通じた社会参加の推進、あらゆる世代の市民と取り組む健康づくり、生涯を通じた疾病予防の推進についての具体的な内容について協議をさせていただきました。
厚生労働省では、どのような心身の状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることが出来るよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築および実現を推進しています。つまり、どのような心身の状態であっても地域(自分の家)で生活する高齢者が、今後増加していく事が予測され、多種多様な暮らしへの支援(住まい・医療・介護・予防・生活)が求められています。
地域で生活をする高齢者や障がい児者にとって、必ず必要となるのは安全な移動手段です。安全に外出ができることで安心して社会参加が可能となり、フレイルの予防をはじめとした健康づくりを行うことが出来ます。さらに、防災の観点からも緊急時に安全な移動手段の確保は必要です。近年、各施設には車椅子が置いてあるのを見かけるようになりましたが、安全とは言えない現状のものがほとんどです。
こうした、課題が少しでも改善されていく事で、安心して地域での生活を送ること、共生社会の推進が出来ると思います。
山田議員とは、こういった課題の共有や意見交換ができ、先進的な施策が行えるよう行政としても取り組んでいきたいとの言葉を頂きました。
また、アビリティサポートも移動手段(車椅子)の安全性向上のために質の高い作業を心がけていきます。
「第3次坂井市福祉保健総合計画」では、主に以下の5つの基本方針と15の施策の方向性が盛り込まれています。